AR技術が変える世界とは

先日アベプラで先進的なAR事業をしている株式会社MESON(メザン)が紹介されていました。これ見て、ECの世界が大きく変わると思いました。皆さんもとりあえずこの動画を見てほしいです。

これからの流れ

現状ARと言えばARグラスやスマホが必要不可欠です。この動画を観ていると、まず近い将来はGAFAが必ずARグラスをリリースするでしょう。特にECの点で考えればAmzonがPCやスマホからの購入体験からARグラスでの新しい購入体験を進めていけば、爆発的に普及すると思います。かつAmazon Primeもあるのでそのまま映画やドラマ、アニメなど見れれば、PCとスマホは全く別の使い方になるでしょう。それと同時にARに映し出される商品の解像度は進化をあげて、Amazonの在庫オプションもそれに対応するはずです。そうなれば個人で倉庫をもつ価値はどんどん下がっていきます。

次にその他のブランド、家電などのECがARを導入し始めていき、だんだんと実店舗はどんどん減っていき、人口が多い都市部のみが実店舗を残していきます。実店舗は完全にはなくならないです。プレミアム的に価値をあげていくか、アミューズメント、エンターテイメント化に寄っていく可能性が高いです。例えばAR場では体験できないであろう、実際に商品を触って一時的に体験してもらうようなサービスやなど。

また最近は骨伝導イアホンの技術も進化しています。骨伝導イアホンとARグラスが組み合わされば最強のデバイスになるでしょう。

もし、このコロナ禍でAR技術が普及していれば、巣篭もりがもっと楽しくなるのかなと思います。

PCやスマホの価値は?

そうなってくると、PCやスマホの価値はどうなってくるのでしょう?

まずPCは衰退しないと思います。なぜならスペックの高さ、そして仕事として使う需要が消えないからです。 特に音楽、アート、ソフトウェア・システム開発などPCが他のデバイスに取って代わられることはまだないでしょう。

問題はスマホです。ARデバイスが最高の進化を遂げた先には、電話、ゲーム、映画、ショッピングなど娯楽系がスマホからARデバイスに取って代わられ、スマホ以上の体験を得られる可能性が大いにあります。

そうなるとスマホはどうなるのか?

可能性としてあげられるのはカメラ技術や指紋技術などを使った信用取引系のためのデバイス。例えばクレジットカードの管理や利用、決済の体験。またARグラスを操作するリモコン的な利用もあるかと考えられます。ただしだんだんスマホの利用体験は減っていく可能性は高いでしょう。

ARグラス発展の先にある懸念点

さて一方で気になっていることは、このAR技術が進化するとより土地の空きが増えていく可能性が高いです。そこに何が入っていくのか。気になるところです。考え得るのは、個人飲食店舗や食料スーパー、道の駅など汎用的ではなく特別感のある、プレミアム性の高い店舗は増えていくのかなと思います。

またメガネをかけている私なんかはメガネonメガネになってしまうので重たくてしかたありゃしないです。耳がちぎれます。その辺はJinsやZoffとかと協力して開発してほしいなあと。

まとめ

今やN高もVRで授業をしたりどんどん世界は変わっていきます。今の若い子たちは本当に羨ましいと思います。私も学生の時にプログラミングや、投資知識、adobeなど勉強したかったですね。

アラフォーになってよく思うのが、私が学生だったころWindows95やガラケーが流行った時期で、親はどう思って何を考えていたのだろうかと、ふと考えてしまいます。時代や技術についていこうと頑張っていたのか、はたまた流れに任せていたのか。 今は私は後者の状態で日々様々なメディアから知り、書籍で知識を蓄え新しい知見を入れるよう努力してはいます。まだまだ足らないと点は多々ありますが。

ただこのような新しい技術+アイデアが生まれる世界は人間たる醍醐味だなと度々感じます。